可望而不可即

思う事が色々と。

La Nausée / ツァーリ・ボンバ

今日はとてつもなく重大な日となった。


その前に今期の成績発表

国際政治学 A

国際政治史 A

政治学演習 A

国際法総論 A

西アジア論 A

基礎演習 B

中国語リスニング A

中国語文法 A

中国語会話 B

英語 A

英語B


GPA驚異の3.75/4を達成した。

教授が軒並み優しくていっぱいAくれた。

ぶっちゃけFPの勉強でそれどころじゃなかったのだがちゃんと出来て良かった。

公務員を目指すから学校の成績はマジでどうでもいいのだが。

やはりそれなりの労力の見返りに結果が出るのが良い。

そんな優しい世界。


てなわけで最近はポジティブになれていた。

相変わらず肌は悪化し、ニキビは消えない

オシャレとか髪型とかどうにかするべき事は何一つ行っていない現状。

しかしながらストレスは激減したし表情も柔らかくなってきたと思う。

兎にも角にも公務員勉強をしっかりとやる、目先の課題を粛々とこなす。

こんな毎日でもいいのではないかと思っていた

そもそも努力を行える環境が目の前にある時点で幸せなのかもしれない。

親に感謝して、親の悲願でもある国家公務員になれればなぁと思っていた。

スラムドッグ$ミリオネアを見てやっぱり環境なのかなぁと思った。

隣の芝生は青いけど今の環境も強ち悪く無いなぁと感じた。


こんな感じで着々と周りに貰った助言を利用して精神衛生に努めていた矢先、急に同期から電話がかかってきた。


何でもするから今日だけは泊めてくれ

と。

一体全体何が起きているのか知らないが、取り敢えず部屋掃除して先風呂入って部屋も温めておいて待ってた。

若干心配になるくらい時間が経って来た。

開口一番


『フラれたわー』と。


状況が飲み込めない。

思いもよらず狼狽する。

酒飲みたいとか言い出したのでパジャマでコンビニへ。

歯磨いたのに()


前も言ってたけど俺は同期のために折れたから同期が確実に付き合うのだろうなーと思っていたし、その後の心算を自分の中で決めなければサークルと付き合うのは厳しいなぁと思っていた。 周りもきっとそう思っていたはず。


何故? ひたすら困惑。

欲しがってないが答えが降ってくる。


どうやら数日前に先輩と付き合い始めたらしい


それを聞いた瞬間、乾いた笑いが出てきた。

過去の記憶がフラッシュバックする。




ないわー、それは流石にあり得ないだろー、出し抜きやがったな、狡猾。


ふと昔の会話を思い出す。


俺 『あの子どう思います? 俺的にすげー話しやすいし、優しいし良いなぁと思ってんですけど』




『あーー、あの子? 全然可愛く無いじゃん笑

それは無いなー』



こんな会話を2.3回したのを思い出した。



あんなに貶しておいて、何の理由か知らないけど結局行くのか。


スノボの時に俺が恥を承知で今の遣る瀬無い気持ちを言った時のあの微妙な表情を思い出した


その後にデートスポットめちゃくちゃ探してた。

誰なんですか?って聞いてもそりゃ答えられないわけだ。


よくそんな行動が出来るなぁと。


ましてやそんな事もあっち側は知らないんだろうなぁと。



ひたすら呆れた。

何でもありなのか。

こうも他人の踏み台の上に幸せが存在しているとなると現実を直視出来ない。



そして隣に葬式状態の同期。

初めてデート誘って、初めて勇気を振り絞って告白したのだろう。


1年の頃のクリスマスにフラれた横浜デートがデジャブした。


ここでざまあみろと言えたら良かったのかもしれない

俺は同期の事は嫌いでは無いが好きでは無い。

あるのは一抹の情と、尊敬、申し訳なさだ。



この空間でこいつの事を地獄の底に叩き落とすことも出来たかもしれない。


けどクリスマス後の俺のあの状態を思い出した



勇気を振り絞って、一歩踏み出したがいとも簡単に叩き潰された。 やはり俺は幸せになれない。中学高校と同じ様に一生辛酸舐めて、周りの劣等感に苛まれて自分の事を嫌いになって生きていくしか無いのだと。


結果病み散らかして、風俗に行って、俺は金で解決することしかできないゴミ以下の存在なのだと。




こんな風になって欲しくない。

こいつには俺と同じ思いをさせちゃダメだ

色んな思いが瞬時に浮かび上がる。




たまたま運が悪かっただけだよ。

お前は顔も良いし、優しいしおしゃれだし肌も綺麗だし、サークル長として引っ張ってくれてるしマジでお前は何も悪く無いよ!

周りもお前の事を評価してるから自信にしなきゃ!

夜は海馬の働きのせいであれこれ嫌な事を思い出しちゃうから取り敢えず寝よう!

他人に話したり、書いてみるのが辛い経験を忘れるのには役立つよ! ダルクとか精神療法と一緒だし!


自分でも驚くくらいに出てくる励ましの言葉の数々。

しっかり酒も全額奢って、ひたすら同期の愚痴を聞いた。

和ませようとしてサークルのラインから俺は退会した。 無意味。


そりゃもうひたすら聞き続けた。

嫌な気持ちは伝染する。

一番泣きたいのは俺だよ。

こいつには敵わないし、健気な姿みたらしっかり応援してあげるのが俺の筋だと思ったのに。

間接的に俺もフラれたみたいになってるし。

傷付いてるけどそんな事周りは知る由もないし、クソほどどうでもいい事だと思ってるのが遣る瀬無い。

原爆の爆風で大被害生じてるのに爆心地の余りの被害にすげーどうでも良い感じになってるのがお気持ち。

何でわざわざ俺が手厚くケアしてるんだよ…

俺への労いや共感などそもそも生じない。

だってそもそも誰も知らないのだから。


高校の時の球技祭を思い出した。

俺らが頑張ってやってる種目なんかそもそも誰も注目してないし、クラスの人達からしたらどうでもいい。

それでもなおこの球技をやる意味は?


他人に見返りを求めてしまう。

色々手はず整えたり、ケアしたりその労力に対する報いは?


やってあげた感があるから途轍もなく気持ち悪い。

やりたいからやった訳じゃないのが、自分の小ささを物語る。


こんな気持ちが急速に俺を支配して今まで心掛けてきて作り上げてきた上昇気流が急激に降下して昔の地の底に激突しそうになった。

ひたすらに苦しい。



でもそんな感情はありながら、なんとか同期の気持ちを上向かせようと必死だった。



結局は全部時間が解決してくれるし、それしか方法が無い。


同期が寝たけど、俺は一睡も出来なかった。

先輩の言動とかあれこれ思い返す。


俺の傷はどうしてくれるのだろう。

自分で治療するしかないのだけど。

だからこうして駄文を書き連ねている。


12時くらいになって同期が帰った。


マイナスに考えたり卑下するのはめちゃくちゃ簡単。

自分に自信持ったり、気持ち上げたり、他人に優しくなれるのはめちゃくちゃ難しい。


でもお前には他人からの確固たる評価があるから自信持って欲しい。



そんな事を言った気がする。悲劇のヒロインだから仕方ない。



俺はというと、頑張って作り上げてきた上向きの心が一瞬の嵐で吹き飛ばされた感覚。


俺は一体なんなのか。

転がってるスミノフとスト缶見て思った。




誰かの幸せ、俺へのしわ寄せ。


他人の踏み台の上にしか幸せは築けないんだろうなぁ。


あと、サークルの人達色々と俺の知らない事やっててそれもお気持ち。

俺は知る必要が無いんだろうなぁ。

何か馬鹿みたい。 俺がいる必要は存在しないんだろうなぁと思うと一気にメンタルが地の底に引きずられる。



昨日、同期が俺に行った

『こんな事お前の前で言うのは良く無いけどブログ見てお前の事見下してたけどいざこんな状況になると気持ちわかるわ』云々。


良くないってわかってるなら言うんじゃねぇよ。

多分こいつからしたら軽く言ってるつもりなんだろうけど確実に刺さってる。

何でこんな手厚くケアしてるのにこんな仕打ちなんだよと思った。

罵詈雑言浴びさせて地獄に叩き落とすことだって出来たのだが。

そこだけが一抹、気がかり。



悪意の無い悪意が無数に転がってる。



今後、もうサークルを前のテンションでは行けない。 他人からしたら俺がお気持ちになっているのが一番謎なんだろうけど。

あのカップルみたら吐き気を催す。絶対に。




サークル員みんな大嫌い。 みんな大好き。

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